太田に訊け

『太田茂の40年史』HEMISPHERES/OLD ENGLAND/MARCEL LASSANCE/CP COMPANY /…本物を追求した45年の記録 2

『太田茂の40年史』まとめ、
高校生くらいまでを書かせていただきましたが、
今回はその後のお話を。

IVY、トラッド青年からイタリアンカジュアル好きになっていき、
高校3年生になるとアルバイトを必死にして
CP COMPANYまで買えるようになり、アウター中心に結構買っておりました。

こちらも高校3年生の時に購入したCPのブルゾン、
当時で10万円くらいしたと思うので高校生にしては生意気だったんですね。

前回のブログでご紹介したBonneville(ボネビル)と同じなんですが、
やはりこちらが本家ということで、どうしてもCPを着たかったんですね。
この、IDEAS FROM  MASSIMO OSTIってロゴが少年太田茂の心をかなりくすぐっておりました。

CPも最近は人気があるようで、またいつか着る機会があるかもしれないですね。

そして高校卒業後、そのままいつも買い物していた洋服屋さんに就職することになるのです。
所謂、ザ・メンズショップってお店です。

昔は結構あった、トラッドのお店で、
当時の取り扱いは、J,PRESS、ラルフローレン、シャンタルデュモ、クリケット、スキャッティオークなどのブランド。
それにプラスして少しCPなどのヨーロッパ物があるという感じでした。
私が入社してからは、ポールスミス、マーガレットハウエル、ダニエルクレミュなどの
当時イケてるブランドも取り扱うようになり田舎とはいえ、なかなかカッコいいお店でした。

 

今の太田に直結する「 HEMISPHERES(エミスフェール)」との出会い

 

働き始めると少し洋服の好みも変わり、またトラッド系の服に戻っていったんですが、
出会っちゃったんですね、本物に。
それがエミスフェール。
すべてのアイテムがカッコ良かったですね。
そこで出会ったアイテムは今でもずっと僕に影響を与えてくれています。

まず、オールデン。

これは僕のファーストオールデン、18の時だからまさに40年前。
今で言う、モディファイドラストのカーフプレーントゥです。
当時は、ジャコブソンと言っていた覚えがあります。
ジャコブソン、エミスフェール、オールデン、3つのロゴがプリントされていました。

あまりに気に入ってすぐ2足目も購入、こちらも今で言う
モディファイドラストのVチップ。いまだ現役です。

オールデンはブルックスブラザーズからって方も多いと思いますが
僕の入り口はエミスフェール。
モディファイドラストが好きですね。

ニットも結構買いましたね。

ジーロンラムのカーディガン、こちらは英国のグレンマック製、
カシミヤもありましたが、断然ジーロンラムが人気でした。
エミスフェールのお店では綺麗なニットがビシッと並べられていて
綺麗なカッコいいお店でした。

今でもお店で展開しているベルナールザンスのパンツや、グレンフェル、インバーティアなど
その後の太田にかなり影響しています。

インバーティアのダッフルコートも最初はエミスフェールで。
これは成人式の時に購入したものですからかなりの年期物。
今でもお店で展開していますが、僕の中でこのブランドのダッフルを超えるものはないですね。

肉厚なヘリンボーン織りの生地で雰囲気は抜群、
当時は自慢げに着ておりました。

今は店でも取り扱いがありますので、インバーティアのことはなんでも聞いてください。
因みに当時はアンベルテールのダッフルと言っておりました。

 

定番中の定番、ラコステのポロ

フランス繋がりでもう一つ。
僕がずっと愛用しているのがラコステのポロシャツ。
所謂フレンチラコです。

鹿の子のポロシャツは今でもこれしか着ないというくらい
ずっと愛用しています。

今は原産国なんか気にしない方が多いと思いますが
やはりそこは拘りたいところ。
そこそこ枚数があるので、一生分はあるかなと思います。

今でも私の仕入れの基準が結構原産国重視っていうのはこういうところからかもしれないですね。

 

 

 

さらに色々なフレンチトラッドのブランド達

当時は今と違い、イタリアのクラッシックなものはメジャーではなかったので
フランスが一番カッコいいと思っていました。
エミスフェール以外にもマルセルラサンス、オールドイングランドなど
フランスに出張にいくのが楽しかったですね。
まだピッティがメジャーな展示会ではなくフランスのセムという展示会が出張のメインでしたので
出張はフランスメイン、イタリアはついでにって感じでした。

日本にもお店が出来ましたが、その前から大好きだったマルセルラサンス。
ここにもかなり影響を受けました。

こちらはラサンスのダウンジャケット。
モンクレール製です。
モンクレールの過去の名品、パリスの原型だと思います。
今でも現役で着られるほど完成度も高く、暖かさも抜群です。

これが私のファーストモンクレール、
今でもお店で取り扱っているのはこの頃からモンクレールを着ているからかなと思います。

これ以前にはこんなファッショナブルなダウンってあまり見ることがなかったですから。

マルセルラサンスも私が目指したいいお店でした。

他にもカジュアルなブランドも含めてフランスのブランドがイケてる時代でした。

 

英国物も沢山買いましたが、どれもフランスのフィルターを通してというのが
僕の基準でしたね。

シャツ、ニット、ジャケットなど・・

そのあたりは次回の40年史で書いていこうと思います。