太田に訊け
『 BELVEST / ベルベスト 』 100% VICUNA
凄いジャケットが納品されました!
9月のベルベストのオーダー会でオーダーしていただいた
100%ビキューナ素材のジャケットインザボックス。
このビキューナ、ご存じの方多いと思いますが一応説明を。
世界で最も希少で高価な繊維、「神の繊維」と称されております。
アンデス山脈の標高4000メートル以上の過酷な環境に生息するビキューナ、
アルパカやラマ、そしてグアナコといった他のラクダ科動物と近縁ですが
絶滅危惧種に指定されており、かなり厳しいルールのもと管理されています。
僕の大好きなカシミヤと比べてもプライスが全く違います。

当然、扱える生地メーカーも限られており
ロロピアーナやアニオナ、ピアチェンツァなど
高級生地メーカーでなくては取り扱えません。
今回の物は、ピアチェンツァのビキューナ、
その極上素材をベルベストか仕立てるという、なんとも贅沢な逸品です。
カラーはキャメルとお悩みになりましたが、ブラックで。
これをデニムなどのカジュアルなボトムスで楽しむという素敵なお客様でございます。

実は過去にビキューナ取り扱ったことがございます。
25年くらい前に、ロロ・ピアーナと取引があったときに
マフラーを仕入れたことがあります。
その当時で、マフラーが20万円でした。
その後、ビキューナの価格は上がり続け、2010年7月の私のブログで少し記事を書いております。
当時はロロ・ピアーナのカシミヤマフラーが38000円くらいだったと思うので
その時からべらぼうに高価だったんですね。
今回のジャケットは、僕の洋服屋人生でお店で取り扱った最も高価な商品になりました。
納品も代理店がハンドキャリーでREUNIONまで持ってきて、
僕もお客様の元へはハンドキャリーで持って行かせていただきました。
運送屋さんには申し訳ないですが、ここまでの商品は何かあった時に困っちゃいますからね。
このジャケットのおかげで、BELVESTからのウチの評価はブチ上がり、
お客様には感謝しかありません。
国内でも高級なテーラーなどでは作ることが出来ると思いますが、
BELVEST製というのが価値アリだと僕は思います。
日本ではこの1着が初めてのベルベスト製ビキューナジャケット。
カッチリのジャケットではなく、ジャケットインザボックス、
こんなこともREUNIONでは出来ますので、さらなるチャレンジャー募集中です。
あまり触るとお客様に申し訳ないと思いつつ、感触を確かめてみましたが、
上等なカシミヤともまた違う、トロットロの手触りでした。
持っている方にしかわからない着心地と満足感、
まさにクワイエットラグジュアリーの極みですね。
ロゴ、ドーンのブランド品とは全く違います。
ヨーロッパの富裕層の方はこんなのを着るんだなって改めて思いました。
因みに、はっきりと価格のことは言わない方がいいかなと思っておりますが、
まあまあの高級車が買えるくらいと申しておきます。
ホントにいい物を見させていただきました。
ありがとうございました!

